「かぼちゃの馬車」騒動の実態!シェアハウスは運営会社に要注意?

2018-06-04

シェアハウス業界を騒がせた「かぼちゃの馬車」。ここでは問題の経緯や、現在の運営会社についてお伝えします。安心してシェアハウスに住むために、今かぼちゃの馬車物件に住んでいる方や、これからシェアハウスを選ぶ予定の方は、ぜひご参考にしてください。

「かぼちゃの馬車問題」とは?

「かぼちゃの馬車」とは、スマートデイズ社が販売管理していた女性専用シェアハウスです。高い利回りを武器にして、主にサラリーマンオーナーを対象にしたサブリース契約(家賃保証)の物件として販売されていました。しかし、その実態はスルガ銀行から融資を受け続け、その融資金でオーナーに賃料を支払うという自転車操業でした。そして、2017年10月にスルガ銀行が突然融資を打ち切ったことで経営が一気に悪化してしまいます。2018年1月にはオーナーへのサブリース支払い停止を発表、2018年4月には倒産が発表されました。

こうした劣悪な経営実態のため、オーナーだけではなく入居者にとっても大きな問題になっていました。銀行の融資を受けるために、無理に新しい物件を立て続けて手が回らずに、管理が雑になっていたのです。さらに、家賃の更新が間違っていたり禁止されているはずの勧誘への対処も入居者任せになっていたりと、入居者からのクレームが続出していました。また、2018年3月には、電気や水道などのインフラまで停止する可能性があるとまで発表され、入居者の方にとって不安な日々が続いていたようです。

しかし、現在ではかぼちゃの馬車が管理していたシェアハウスの多くは、別の管理会社へと引き継がれています。そのため、かぼちゃの馬車が管理していたときとは違い、安心して住めるシェアハウスへと変わってきています。

今の管理会社はどんなところ?本当に安心して住める?

今現在、「元かぼちゃの馬車」のシェアハウス物件は、いくつかの管理会社に引き継がれています。代表例は、東京アライブエステート社の女性専用シェアハウス運営ブランド「ハナサカス」です。こちらの会社は、かぼちゃの馬車問題に関しても、運営元であるスマートデイズの物件供給の速さが実態に追いついていなかったことを指摘し、力に見合った供給の重要性をしっかり認識していることもうかがえる企業です。

さらに、かぼちゃの馬車から引き継いだ物件だけではなく、他の物件の管理も行ってきた実績があるため管理ノウハウがなくて撤退してしまうという心配もないでしょう。ただし、管理を引き継いだすべての会社が安全とは言い切れません。なかにはアパートなどの管理を主としていて、シェアハウスのノウハウを持っていない不動産管理会社が引き継いでいる可能性もあります。こうした会社の場合、思わぬトラブルが起きてしまうかもしれません。そのため、管理会社の良し悪しを見分けるためのポイントをおさえておきましょう。

安心して住める管理会社3つのポイント

良い管理会社を見分けるために、かぼちゃの馬車の問題点と比較しながら3つのポイントをご紹介します。

1.男女別で物件の運営を行っている

シェアハウスでの生活の質は、同じ物件に住んでいる入居人によって左右されるといっても過言ではありません。もしも入居人が男女混在だったり、生活習慣が違う外国人だったりした場合…安心できませんよね?しかし、実際には男女混在で、さらには外国人も住んでいるカオスな環境の管理会社も存在しています。契約後の生活を安心して過ごすためには要チェック事項ですので、問合せ時や内見時に確認してみてください。もちろん、女性専用、男性専用と物件を分けて運営している管理会社もあります。安心して生活を送るためには、こうした入居人の条件がしっかりしているシェアハウスを選びましょう。

2.トータルの費用で考える

シェアハウスでは家賃の他に、共益費などの費用が必要です。一般的にシェアハウスの共益費は、10,000~15,000円ほどで一般的なアパートに比べると一見高いように見えます。しかし、シェアハウスの共益費には、光熱費やインターネットなどの料金も含まれていることが多いため、トータルで見るとかなり安い金額です。ただし、共益費の中で賄われる費用や、補給される日用品は管理会社によって違います。どこまでが管理会社の負担でどこからが入居者の負担なのか、入居前に確認しておきましょう。特に新しい管理会社の中には、共益費が20,000円以上と相場に比べてかなり高い設定にしている管理会社もあるので注意が必要です。

3.設備が充実しているか

月々に掛かる費用だけではなく、生活に必要な家具や家電の充実具合も重要です。シェアハウスでは、基本的に共有で使える電子レンジなどの家電と、テレビなどの各部屋に取り付けられた家電があります。ベッドや冷蔵庫など、個人で使える家具・家電も揃っていることが多いため、わざわざ家具を用意せずに手荷物ひとつで入居できるところがメリットです。かぼちゃの馬車では個室毎の設備が何も用意されておらず、入居者にレンタルをしてもらうシステムでした。管理会社が変わった今、個室の設備がどのようになっているのかは各管理会社次第ですので細かく確認してみましょう。こうした家電の数や品質は、元の物件によって備え付けられているかどうかで違ってくるため、必ず確認しておきましょう。ただし設備が充実していても、管理が悪ければ故障したときに修理したり、別の設備に交換したりといった対応は望めません。そのため、やはり最終的に重要なのは管理会社の対応です。問題があったとき、どこに連絡すれば良いのか、どういった対応を取ってくれるのか事前に確認しておきましょう。

かぼちゃの馬車問題のまとめ

かぼちゃの馬車では、ずさんな経営実態のために、オーナーにとっても入居者にとっても大変な状態になっていました。しかし、現在ではかぼちゃの馬車の管理から離れたため、しっかりした会社が引き継いだ物件なら、安心して住めるようになっています。これまで、かぼちゃの馬車問題でシェアハウス探しに悩んでいた方も、これを機会に快適な暮らしを手に入れましょう。

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